009食事について

妊娠中の食事

妊産婦の食事のポイントは、バランスよく栄養を摂取することです。

おなかのなかの赤ちゃんは、お母さんの体から栄養を送ってもらっています。胎児は母体からさまざまな栄養素を吸収しますから、妊娠中の女性は赤ちゃんの分まで栄養をとらなくてはならないのです。

もちろん、栄養不足はいけませんが、実は栄養過多の障害が近年では問題になっているんです。

エネルギーばかり多い必要はありません。たんぱく質や鉄分、カルシウムなど、必要な栄養素を十分に過不足なく取ることをを心がけてください。

妊娠中の妊婦の食事のポイントを以下に紹介します。

1.バランスの良い食事
妊娠の前期は、つわりがひどい人が多いので、食事は取りたくても取れないことが多いです。妊娠初期は胎児の発育もそれほど活発ではありませんから、あまり気にせず、ゆったりと気持ちをリラックスしてこの時期を乗り切りましょう。

むしろ大切なのは、後期になってからです。胎児の発達に障害が及ばないよう、過不足なくバランスの良い食事を心がけてください。

2.たんぱく質、カルシウムを十分に取る
たんぱく質とカルシウムは胎児の発達と母体の維持の両方に欠かせない栄養素です。乳製品はたんぱく質とカルシウムを同時にとることができる優良食品です。

3.塩分は控える
塩分をとりすぎるとむくみや高血圧になりやすくなります。妊娠中にかぎらず、1日10グラム以下に抑えましょう。

4.アルコールは控えめにしてください
アルコールやカフェイン入りの飲料(コーヒー、紅茶、緑茶)は、胎児の成長に良くありません。タバコは未熟児や障害をもった子供の誕生、早産の原因になります。

2012年7月15日|

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妊娠後期の食事

妊娠後期は、胎児の発育が盛んになりますし、つわりの時期も過ぎて少し食事を食べやすくなります。妊婦の食事は胎児の成長分も含めて、1日に2150キロカロリー程度摂取するのが妥当とされます。

たんぱく質、鉄分、カルシウムを充分にとるように心がけ、妊娠中毒症や貧血を予防します。たんぱく質は、妊娠していない時よりも多く、80g取ることを目標にします。

たんぱく質は、鉄分の補給も考え、卵や肉、魚、牛乳など動物性のものを摂取すると良いでしょう。もちろんレバーは非常に良いたんぱく源であり、鉄分の理想的な補給方法です。普段は苦手、という人も、是非、食べてみてください。レバーは、血抜きをすると食べ易くなります。しばらく牛乳につけておくと臭みがなくなります。

また、植物性のたんぱく質としては、豆腐、厚揚げ、油揚げなど、大豆製品が良いですね。
カルシウム源には、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品が良いです。

その他、小魚やひじき、それに緑黄色野菜もミネラルが豊富です。牛乳は、そのまま飲むのが苦手な方は、お料理に活用してみましょう。ホワイトソースにたっぷりと入れて、グラタンやドリア、ホワイトシチューにしてもいいですね。

肥満が気になるの人は、糖分や脂肪をあまり取り過ぎないようにします。フライパンをシルバーストーン加工、フッ素樹脂加工のものにすると、料理に油を使い過ぎないのでおすすめです。

また、むくみや妊娠中毒症の予防のために、塩分や水分は控えましょう。サラダにドレッシングをかけすぎると、塩分や油脂をとり過ぎてしまいます。酢の物にし、三杯酢でいただいてもおいしいですよ。

2012年7月13日|

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妊娠前期の食事

妊娠前期、後期を通して心がけることは、妊娠中毒症と貧血を予防することです。

妊娠前期は、胎児の発育も少ないことから、それほどエネルギーを必要としません。また、つわりがひどい人もいらっしゃいますから、それほど食事に神経質にならなくてもいいでしょう。

逆に、食べ過ぎて太ってしまわないように気をつけましょう。妊娠中の体重増加は、多くても12Kg程度が妥当とされます。1週間に500グラム以上も体重が増加するのは、少し注意が必要かもしれませんね。

妊娠に太りすぎると、妊娠中毒症や糖尿病の危険が高くなります。分娩時の障害も心配されます。
もともと太り気味の人の中には、妊娠中に体重を増やす必要がない人もいらっしゃいます。肥満気味の人は、妊娠前期には、むしろ少し食事を制限する必要がある場合もあるのです。

したがって、妊娠前期は、1日1950キロカロリーを基本とします(肥満傾向のない人の場合)。必要充分に摂取するよう気をつけるのは、たんぱく質とカルシウムです。

たんぱく質は、貧血予防も考え、動物性のものを摂取します。カルシウム補給には、牛乳やヨーグルトなどの乳製品がよいでしょう。牛乳は、そのまま飲むのが苦手な人は、料理に使ってはいかがでしょう。クリームシチューやスープに入れると手軽に摂取できます。

ただし、つわりのきつい時期は、まだ赤ちゃんもそれほど成長しないので、あまり気にせず、食べられるものを少しずつ食べるようにし、リラックスして十分に心身を休めてください。嘔吐がある人は、ミネラルと水分を補給するために、果物を取るようにしてください。

つわりの時期は食べたいものや食べられなくなるものは人それぞれみたいですね。

2012年7月12日|

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