008体調不良について

流産

大変残念なことですが、赤ちゃんが妊娠22週未満で外に出てしまうことを『流産』と言います。

このようにして出てしまった赤ちゃんは、かわいそうですが、育つことができません。

流産はまず出血があり、それに前後するかたちで下腹痛があります。

最初は軽くお腹が張る程度だったのが、徐々に痛みが激しくなります。陣痛のように周期的な痛みを伴います。

ただし、流産は、早期に適切な対応をし、安静をすることで防ぐことが可能です。

安静にして医師の診察を受けます。薬で食い止められることがあるからです。それでもダメな場合は、なるべく早く子宮の内容物を出してしまいます。そうすると痛みは消えます。

流産にはいくつかのタイプがあります。
1.完全流産
2.不全流産
3.切迫流産
4.進行流産
5.切迫流産
6.稽留流産(けいりゅうりゅうざん)
7.習慣流産

流産の原因は複数考えられ、自然流産の場合、直接的には、受精卵の染色体異常に原因があることも考えられます。その他、胎児側、母体側の原因として以下のようなことが考えられます。

【母体側の原因】
・急性伝染病
・妊娠中毒症
・心臓病
・腎臓病
・肺結核
・子宮筋腫
・子宮奇形
・頸管無力症(けいかんむりょくしょう)
・黄体ホルモン不足

※そのほか、転倒や圧迫といった外部からの衝撃、強烈な下痢も流産の誘因となります。妊娠中のセックスも流産の引き金となることがあります。


【胎児側の原因】
・胞状奇胎(ほうじょうきたい)
・胎盤(たいばん)や臍帯(さいたい)の異常


【父親側】
・精子の異常

2012年7月17日|

カテゴリー:妊娠, 体調不良について

つわりと腰痛

妊娠中には体にさまざまな症状が現れます。一般的に以下のような症状があります。

・つわり
・腰痛
・頻尿
・便秘
・痔
・立ちくらみ
・むくみ(浮腫)
・帯下(たいげ)
・静脈瘤(じょうみゃくりゅう)
・下腿痙攣(かたいけいれん)
その他、貧血や妊娠中毒症なども注意が必要です。

【つわり】
つわりの症状は、妊娠初期に出ます。つわりの症状がある場合は食べるのがつらいものですが、さいわいこの時期は胎児はそれほど活発に成長しませんので、それほど栄養素が必要ではありません。

以前は好物だったものが食べられなくなったり、同じものばかりを食べたくなったりする方もいらっしゃいます。食べ易いもの、食べられるものを無理せずに食べるようにしましょう。消化の良いものを少しずつ食べるようにします。水分が多いもの、冷たく冷やしたもの、さっぱりしたものが食べ易いようです。果汁などがいいかもしれませんね。

特に食後は、安静にして吐き気がおさまるのを待ちましょう。

お仕事や外出時は小さなクッキーやチーズを常に持ち歩いておくといいでしょう。食べられるときに食べるようにしましょう。

つわりは精神的要素が大きく左右します。旦那さんも協力し、散歩をしたり、趣味に関心を向けて辛い時期を乗り越えましょう。

【腰痛】
妊娠末期になると腹部が大きくなり、重心が前に傾くようになります。

そのため姿勢が悪くなり、腰痛を引き起こす原因になります。自分自身で姿勢を正すために、1日に何度も壁を背にして立ち、姿勢を矯正しましょう。意識して背筋を伸ばして正しい姿勢を心がけることは腰痛にならないための最も良い方法です。

また、妊娠末期には、おなかが大きくなるので、仰向き、またはやや横向きで横になり、下腹部の下の膝下にまくらなどを置くと楽に休めます。

長時間の立ち仕事、すわりっぱなしは良くありません。締め付けすぎないようにやわらかいコルセットをつけると安定します。


2012年7月 5日|

カテゴリー:体調不良について

頻尿、便秘、痔

妊娠中の症状というと、つわりや悪阻(おそ)や腰痛が知られていますが、そのほかにも、子宮が大きくなって膀胱や大腸を圧迫することから、頻尿や便秘、痔に悩む人がたくさんいらっしゃいます。

また、立ちくらみやむくみ(浮腫)、帯下(たいげ)静脈瘤(じょうみゃくりゅう)、下腿痙攣(かたいけいれん)、その他、貧血や妊娠中毒症なども注意が必要です。

頻尿
子宮が大きくなると膀胱を圧迫することから、トイレが近くなります。これは心配するべき症状ではありません。問題は、我慢しすぎて腎盂腎炎(じんうじんえん)になることです。妊娠中は、我慢しないできるだけ早くトイレに行くようにしましょう。

便秘
女性はただでさえ便秘に悩む方が多いのですが、妊娠中は、大きくなった子宮によって大腸が圧迫されるため、どうしても便秘がちになります。
便秘予防に有効な方法は、

1.規則正しい食事習慣を心がけること。

2.繊維の多い食品や新鮮な野菜、フルーツを積極的にとること。

3.早朝に冷たい水や牛乳を飲むこと。

4.適度な運動をすること。

5.おなかを冷やさないこと。

それでもどうしても・・・という人は、医師の指示によって緩解薬(かんげやく)や浣腸を使用してください。


妊娠中の女性は便秘になりやすいものです。そして、悪循環ですが便秘になると痔になる傾向もありますので便秘にならないように気をつけましょう。

消化のよい食事を心がけて、おなかを冷やさないようにしましょう。肛門を常に清潔に保ち、マッサージすると良いです。

2012年6月30日|

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静脈瘤、下腿痙攣、立ちくらみ、貧血

妊娠中には、つわりや悪阻(おそ)、腰痛のほかにも、子宮が大きくなって膀胱や大腸を圧迫することから、頻尿や便秘、痔に悩む人が多く、また、立ちくらみやむくみ(浮腫)、帯下(たいげ)静脈瘤(じょうみゃくりゅう)、下腿痙攣(かたいけいれん)、その他、貧血や妊娠中毒症などもさまざまな症状が出ます。

静脈瘤(じょうみゃくりゅう)
妊娠中の静脈瘤は、子宮が大きくなるために脚部などの静脈が圧迫されることが原因で生じます。

予防としては長時間立ちっぱなしの仕事をできるだけ避けて、休息や就寝の際には、脚の下にクッションを置くなどして足の位置を高くして休みます。また、市販の弾力性のあるストッキングや、包帯を巻くことも効果があります。
食事としては、糖質や脂質を制限し、ビタミン類を過不足なく取るようにします。

下腿痙攣(かたいけいれん)
下腿痙攣は、カルシウムの摂取不足から生じることが多いです。

妊娠中は、赤ちゃんの発育のためにカルシウムは非常に重要です。カルシウムを豊富に含む食品として、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品、小魚などを意識的に摂取するようにしましょう。症状が深刻な場合は、病院によってはカルシウムの薬が投与されることもあります。

立ちくらみ、貧血
立ちくらみは、急に立ち上がった時に起きやすいです。また長時間立ちっぱなしの状態でいることも良くありません。できる限りゆっくりと立ち上がり、長時間立ち続けないようにします。

貧血の疑いがある場合は、血液検査をしてください。貧血にならないように鉄分を多く含む食品を食べるようにしましょう。

2012年6月27日|

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浮腫

妊娠中の浮腫(ふしゅ)とは、むくみの症状のことを言います。

浮腫は夕方から就寝前にひどくなります。そして朝になるとほとんど解消されています。

むくみというのは、体内の水とナトリウム(食塩)が過剰となった状態です。
妊娠中のむくみは、特に、足に出ることが多いです。

原因は、ビタミンB1やたんぱく質の欠乏、貧血、血行障害、妊娠中毒症、心臓病などが考えられます。

妊娠中毒症というのは、妊婦の合併症です。重症になると胎児と母体の両方に生命の危険がおよびますから、非常に警戒が必要です。

早朝からむくみがひどい場合や、尿の量が減少した場合には注意が必要です。また、妊娠中は体重が増えるのは自然なことですが、その増え方があまりにもひどい場合、たとえば、1週間に450グラム以上も増加してしまうような場合には、妊娠中毒症の危険がありますので、特に注意し、医師の診断を受けましょう。

浮腫にならないようにするためには、毎日の生活のなかで、立っている時間を極力少なくします。

過労や睡眠不足もむくみを招くことがありますので避けるようにしたほうがいいでしょう。身体を冷やすこともむくみを招く原因となりますので、体を温めるように気をつけてください。

それでもむくみやすい人は場合は、就寝時に足を高くして寝ると和らげることができます。また、症状が軽い場合でも、塩分を摂り過ぎないように気をつけ、水分も取りすぎないようにします。

妊娠中毒症を予防するためにも、食事には気をつけて、カロリーを取り過ぎないようにしてミネラルやビタミンの摂取を心がけます。

2012年6月25日|

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悪阻

妊娠悪阻(にんしんおそ)というのは、つわりが重症になった状態のことを言います。

原因は、ホルモンバランスや栄養、精神状態などさまざまな要因が絡んで生じますが、はっきりとした原因は不明なのです。

つわりで嘔吐が続き、しっかりとした栄養が取れない場合に、栄養素やミネラル、水分などが不足することから、胃液や胆汁が失われる結果、内臓にさまざまな障害が発生します。

悪化すると、人工中絶をせざるを得ない場合もありますが、そこまでいくことはまれで、ほとんどの場合は改善します。

以下の症状を「つわり」の症状といいます。
・1日に5回以上の嘔吐がある。
・食事量が半分以下になる。
・体重が5kg以上減少する。
・気分が悪くて起き上がれない。

これらの症状がひどくなると、「悪阻(おそ)」と呼ばれます。悪阻は症状によって1~3段階に分かれます。

1段階・・・脱水症状を起こし、低栄養状態となります。

症状
・空腹時に胃液や胆汁を吐く
・尿量の減少
・体重の減少

病態
・嘔吐が止まらず、何度も繰り返す
・栄養摂取不足

対応
・厳重な管理のもと、鎮痛薬、心理療法、鎮吐薬、補液療法。対処療法が中心となります。

2段階・・・中毒症状を起こします。

症状
・著しい体重の減少
・頻脈
・発熱
・黄疸

病態
・肝機能障害
・腎機能障害
・物質代謝障害

対応
・集中管理
・人工妊娠中絶

3段階・・・脳症状を起こします。

症状
・神経症状
・反射低下
・自然流産(母体死亡)

病態
・意識障害

(鈴木正彦 産婦人科治療 参照)

2012年6月22日|

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妊娠中毒症

妊娠後期の8ヶ月あたりから症状が出てくるのが、『妊娠中毒症』です。

原因は未だ解明されていませんが、高血圧や糖尿病・腎臓病にかかったことがある方に多いそうです。

妊娠中毒症は、妊娠中にしか起こらないことで出産を終えれば治ります。

妊娠中毒症の症状は、浮腫・尿たんぱく・高血圧です。
体重増加も原因の一つになります。
体重の増加は1週間に500グラム程度が1番良いでしょう。

『浮腫』というのはむくみの1つです。
まぶたが腫れぼったかったり、靴が履きにくい、足を指で押すとなかなか跡が消えないなど・・・。
この症状が毎日続くようなら浮腫の可能性がありますので注意した方が良いでしょう。

そして尿たんぱく。
これは、普段健康な状態なら含まれないタンパクが漏れてしまい、尿と一緒に排出されることです。
妊娠中の血圧は通常、安静な状態で最高血圧100~130Hg、最低血圧は60~80Hgなのです。
最高血圧が140Hg以上で最低血圧が90Hg以上になると高血圧と診断されます。

妊娠中毒症にかかりやすいのは、高齢出産の方と18歳以下での出産される方に多いのです。

高齢出産になると、どうしても高血圧や糖尿病が出てきます。
そのため、一番妊娠中毒症になりやすいと言われているのです。
また、出産経験のある方で前回に妊娠中毒症と診断されると次に妊娠した時も診断されやすいです。

妊娠中毒症にならないためにも、日々の食生活に気を付けるが大切です。
塩分・糖分の取りすぎや偏った食事、ジャンクフードやインスタント食品はできるだけ避けるようにしましょう。
重症の方ですと、普通分娩ができなくなり帝王切開になることが多いそうです。

妊婦さんは食べたいものを食べるということもだめなんですね。

でも、タバコやジャンクフードはやはり体に悪いんだなと改めて感じますね・・

2012年6月 1日|

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つわり

つわりは、妊娠初期の4~6週目くらいから始まり、12週目あたりで普通は治まります。

妊娠した女性のほとんどが、『つわり』を経験されています。

症状は人それぞれ違いますが、多くの人は『吐き気』と『嘔吐』です。
また、いくら寝ても眠いという方や、ご飯を炊いたニオイだけで嘔吐してしまう方もいます。

つわりの最中はニオイにとても敏感になるので、ちょっとしたニオイでもダメという方が多いのです。

つわりが起こる原因はまだ解明されていませんが、いくつかの説が出ていますのでお話しましょう。

1つ目は、ホルモンバランスの変化です。
妊娠したことによって身体の中のホルモンバランスが変化し、それに自分自身が対応してしきれていないのが原因の1つです。

2つ目は、赤ちゃんがお腹の中にいるということ。
お腹の中に赤ちゃんが育っていくうえで必要なものが徐々にでき始めていくので、そのために起こるものとも言われています。

3つ目は、精神的なストレスです。
ストレスがつわりに影響するようです。
妊娠生活での不安や、環境の変化などで起こるとも言われます。

つわりがひどい人ですと、妊娠後期まで続く方もいるようです。

つわりがひどくなると、妊娠悪阻と診断され入院をしなければならない場合もあります。

1日に何十回も嘔吐してしまったり、3日以上食事が出来ない・妊娠前に比べて体重が5キロ以上減ってしまった場合は異常かもしれませんので診察してもらってください。

つわりを我慢すると、お母さんも勿論赤ちゃんにも影響しますので無理をしないことが1番です。

つわり対策として、例をいくつかご紹介します。

つわりの最中は食事がなかなか喉を通らないことが多いようです。
ただ、一日中ずっとつわりがあるわけではありませんから、治まった時にすぐに食べれるような軽食を作っておくとタイミング良く食べられるのでおすすめです。

あまり食べられない方は、スープやヨーグルトやフルーツでも良いでしょう。

気分転換をして、散歩したりしてもかなり気分的にに楽になりますよ。

参考になさってください。

2012年5月30日|

カテゴリー:体調不良について